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ー日本で「洋」を楽しむためにー
洋風住宅のすすめ

 洋風の「住まい」づくりには日本の気候風土・生活習慣にあわせた工夫が必要です。

 

1.洋式と洋風の違い

 「洋式」とは、西洋のものをそのまま持ち込んだもの、つまりその国の文化を強く出しているものです。それに対して「洋風」は日本の気候、生活習慣などにあわせて、西洋の文化を取り入れたものと考えてください。たとえば、住宅では「土足かどうか」が代表的な違いです。

 

2.欧米と日本の気候、一番の違いは「雨」

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日本向けに軒の出を大きく調整した英国風建築

 地域的な違いはありますが、欧米の気候と日本の気候の違いは「雨」にあります。雨の多い日本では、軒を長くして風雨によっての壁の汚れを防いでいます。特に台風や風の強い雨では雨が吹き込みますので、私の設計では、ひさしが90cm〜1メートル程度出ています。

 それに比べヨーロッパでは雨の降り方が穏やかですから軒先があまり長くありません。

 欧米の建築洋式をそのまま持ち込んで失敗してしまう点は、雨が吹き込んで壁を汚してしまうところです。特に白壁などは汚れが目立ってしまい折角の外観を損ねてしまいます。そこで、当事務所ではヨーロッパ・アメリカなどから輸入した建材もそのまま建てるのではなく、軒の長さを調整し、使用するように設計しています。

 また、玄関や窓も欧米では内開きが一般的ですが、日本ではやはり「雨」が吹き込みますから外開きが用いられています。

 

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欧米風の縦長の窓

3.欧米風にするコツは「窓」

 窓の形のルーツはそれぞれの国の伝統的な住宅の建築様式にあります。日本は木造建築(軸組)が主な建築様式ですから、窓は欧米に比べると横長です。それに比べて、欧米では組石で作る文化ですから、縦長が基本形になっています。石積みでは丈夫にするため壁面を多く窓幅を狭くします。

 

4.食器の量にもご注意

 日本では、和風・中華・西洋料理と多彩な食を楽しむため、他の国のキッチンに比べて食器の量が多いのが特徴です。そこで注意したい点が食器棚の収納量です。西洋のスタイルをそのまま持ってきてしまうと、食器が収まりきらないという意外な事も起こります。

5.日本で「洋」を楽しむなら「洋風」がお勧めです

 以上のように、「洋」を楽しむはずが、あとあと後悔してしまう事例も多々あります。後悔する前にいろいろな経験や知識を踏まえた「案内役」をたてるのが日本の中で「洋」を楽しむコツです。

 

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英国風の医院 アメリカンカントリー風
白いポーチが汚れないように軒先の出を調整。
コンサバトリー
最近人気の屋外に作る多目的スペース。イギリスが有名で日光を浴びたり、植物を育てたり、くつろいだりと多目的に使用される部屋です。

 

洋風住宅の作品例
戸建て住宅 spacer 戸建て住宅   戸建て住宅   戸建て住宅   医院  
Sさんの家 NSさんの家 SAさんの家 KBさんの家 H医院

 

 余談ですが、一般的な輸入建築業者では、アメリカの輸入住宅ならアメリカのもので全て統一して部品を取り付けるケースが多いのですが、当社では、洋風建築を快適に安全にお楽しみいただけるよう、鍵、蛇口、シンク、皿洗い機、コンロなど、さまざまな建築パーツ選びにおいて、いろいろな国の良いところを組み合わせてご提案いたしております。

 

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